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更新日:2026年8月2日
本記事では、各校の公式サイトや公開されている募集情報をもとに、学習スタイル、通学方法、サポート制度などを整理しています。
掲載順はランキングではありません。学校やサービスの優劣を示すものではなく、通信制高校を検討する際の比較材料として紹介しています。
学費、コース、キャンパス、スクーリング、募集地域、支援制度などは変更される場合があります。出願や契約の前に、必ず各校の公式サイト、募集要項、学校説明会などで最新情報をご確認ください。
通信制高校を検討している生徒・保護者の方へ

高校選びは、学習方法だけでなく、生活リズム、通学できる地域、必要なサポート、卒業後の進路なども含めて検討する必要があります。
通信制高校には、自宅での学習を中心とする学校、キャンパスへの通学を組み合わせられる学校、大学進学や専門分野の学習に対応するコースを設けている学校などがあります。
ただし、「通信制高校」と呼ばれる学校であっても、学習方法やスクーリングの実施方法は同じではありません。
また、通信制高校と通信制高校サポート校は、役割や卒業資格の取扱いが異なります。
学校を比較する際は、次のような点を確認することが大切です。
・高校卒業資格を授与する学校はどこか
・オンライン学習と通学の割合
・スクーリングの場所、日数、時期
・レポートや試験の進め方
・学習相談や進路相談の方法
・通学コースや追加サポートにかかる費用
・大学進学、就職、専門分野に関する支援
・本人が継続しやすい学習環境か
この記事では、N高等学校を中心に、S高等学校、ルネサンス高等学校、トライ式高等学院について、公開情報から確認できる主な違いを整理します。
通信制高校とは
通信制高校は、高等学校の教育課程を、通信による学習を中心として履修する学校です。
一般的には、レポート提出、スクーリング、試験などを通じて単位の修得を目指します。必要な単位や在籍期間など、学校が定める卒業要件を満たした場合に、高等学校の卒業資格を取得できます。
オンライン授業だけで卒業できるとは限りません。学校やコースによって、指定された会場や校舎でスクーリングへ参加する必要があります。
スクーリングの実施方法には、定期的に通学する形式、一定期間にまとめて参加する形式などがあります。
入学前には、次の項目を確認しておきましょう。
・年間のスクーリング日数
・スクーリングの実施場所
・交通費や宿泊費の有無
・レポートの提出方法
・試験の実施方法
・卒業までに必要な在籍期間と単位
・転入学、編入学時の単位の取扱い
通信制高校と全日制高校の主な違い
全日制高校では、平日の決められた時間に登校し、時間割に沿って授業を受ける形が一般的です。
一方、通信制高校では、自宅学習やオンライン学習を取り入れながら、レポート、スクーリング、試験などを組み合わせて単位修得を目指します。
ただし、通信制高校にも定期的にキャンパスへ通うコースがあります。反対に、自宅学習の割合が高いコースもあります。
そのため、「通信制高校なら通学しなくてよい」と一律に判断することはできません。
比較する際は、学校名だけでなく、選択するコースの内容まで確認する必要があります。
通信制高校と通信制高校サポート校の違い
通信制高校は、所定の卒業要件を満たした生徒に対し、高校卒業資格を授与する学校です。
通信制高校サポート校は、通信制高校に在籍する生徒に対して、レポート作成、学習習慣、進路選択、通学などを支援する民間の教育施設です。
サポート校のみへの在籍では、高校卒業資格を取得できないのが一般的です。卒業資格を取得するには、連携する通信制高校への在籍と、その学校が定める卒業要件を満たす必要があります。
サポート校を利用する場合は、通信制高校の学費とは別に、サポート校の入学金、授業料、指導料などが必要になる場合があります。
契約前には、次の点を確認してください。
・在籍する通信制高校の名称
・高校卒業資格の授与主体
・通信制高校とサポート校、それぞれの費用
・個別指導や通学支援の対象範囲
・途中退学時やコース変更時の取扱い
この記事の比較基準
本記事では、次の項目を確認し、各校・サービスの情報を整理しています。
・学校または施設の区分
・主な学習方法
・通学に関する選択肢
・学習相談や進路相談の制度
・大学進学を希望する生徒向けの支援
・課外活動や専門分野の学習機会
・費用を確認する際の注意点
掲載順は順位を示すものではありません。
具体的な学費、通学日数、キャンパス、支援内容、募集条件は、年度やコースにより異なる場合があります。
N高等学校

出典:N高等学校公式サイト
学校概要
N高等学校は、学校法人角川ドワンゴ学園が設置する通信制高校です。
インターネットを利用した学習を取り入れた教育課程が案内されており、選択するコースによっては、キャンパスへ通学しながら学ぶ方法もあります。
高校卒業資格を取得するためには、学校が定める在籍期間、修得単位、特別活動などの卒業要件を満たす必要があります。
オンライン上の学習だけでなく、スクーリングや試験への参加が必要になるため、実施場所や日程を事前に確認することが大切です。
主な学習スタイル
N高等学校では、インターネットを利用した学習を中心とするコースや、キャンパスへの通学を組み合わせるコースなどが案内されています。
通学日数や利用できるキャンパスは、コース、地域、学年、募集状況などによって異なる可能性があります。
希望する通学頻度を必ず選べるとは限らないため、最新の募集要項で次の内容を確認してください。
・選択できる通学日数
・通学可能なキャンパス
・通学コースの追加費用
・登校時間
・定員や募集状況
・途中で通学日数を変更できるか
ICTを利用した学習
スマートフォンやパソコンなどを利用して学習を進める仕組みが案内されています。
一部の教材やプログラムでは、映像、オンライン配信、デジタル教材などが使用される場合があります。
ICT環境を重視する場合は、必要な端末、インターネット回線、推奨環境、機器の購入費用などを確認しておきましょう。
VRに関する教材やプログラムが案内されている場合もありますが、利用対象や提供条件はコース、年度、機器の対応状況などによって異なる可能性があります。
学習・進路に関する相談制度
公式サイトでは、学習相談や進路相談に関する制度が案内されています。
ただし、担当者の役割、相談頻度、対応時間、マンツーマン対応の有無などは、コースや学習状況によって異なる場合があります。
入学前の個別相談では、次の点を確認すると比較しやすくなります。
・学習が遅れた場合の相談方法
・レポート提出を支援する仕組み
・保護者への連絡方法
・進路相談の開始時期
・大学受験対策の対象科目
・追加講座の費用
・オンラインと対面の相談範囲
課外活動
公式サイトでは、部活動、同好会、イベントなどの課外活動が案内されています。
活動内容、参加条件、募集状況、開催頻度は、それぞれ異なる場合があります。
オンラインで参加できる活動と、特定の地域や会場で行われる活動があるため、興味のある活動について、実施形態を確認してください。
活動数は時期により増減する可能性があるため、本記事では具体的な団体数を固定して記載していません。
学費・諸費用
学費は、履修する単位数、選択するコース、通学日数、教材、施設利用などによって異なる可能性があります。
授業料だけでなく、次の費用も確認してください。
・入学金
・授業料
・施設設備費
・教材費
・システム利用料
・通学コースの費用
・端末や通信環境の費用
・スクーリングの交通費や宿泊費
・任意講座や課外活動の費用
就学支援金の対象や支給額は、世帯状況や履修条件などによって異なります。自己負担額については、学校の案内や公的な窓口で確認してください。
N高等学校を検討する際の確認ポイント
N高等学校は、次の条件を重視する方にとって、比較対象の一つになります。
・オンラインを利用した学習方法を確認したい
・通学を組み合わせるコースにも関心がある
・ICTを利用した教材や学習環境を確認したい
・進学や専門分野に関する学習機会を比較したい
・オンライン上の活動や交流の機会も確認したい
一方で、次の点は入学前に確認が必要です。
・希望地域に通学可能なキャンパスがあるか
・希望する通学日数のコースを選択できるか
・スクーリングの場所と日程
・学費の総額
・端末や通信環境の準備
・学習の自己管理に必要な支援
・大学受験対策が通常の学費に含まれるか
N高等学校のまとめ
N高等学校は、通信による学習を基本としながら、選択するコースによって通学や各種プログラムを組み合わせる学習方法が案内されている通信制高校です。
本人に合うかどうかは、通学地域、費用、スクーリング、学習の進め方、相談制度、卒業後の希望進路などによって異なります。
資料や公式サイトだけで判断せず、学校説明会や個別相談で具体的な条件を確認してください。
S高等学校

出典:S高等学校公式サイト
公式サイト
https://nnn.ed.jp/
学校概要
S高等学校は、学校法人角川ドワンゴ学園が設置する通信制高校です。
N高等学校と同じ学校法人が設置していますが、別の高等学校です。出願、在籍、卒業資格、スクーリングなどの取扱いは、入学する学校の募集要項に従います。
インターネットを利用した学習を中心とし、選択するコースによって通学や各種プログラムを組み合わせる学習方法が案内されています。
主な学習スタイル
オンライン上での学習に加え、対象コースではキャンパスへの通学を選択できる場合があります。
利用できるコース、通学日数、キャンパス、募集地域などは変更される可能性があります。
N高等学校と似た名称のコースが案内されている場合でも、学費や募集条件がすべて同一とは限りません。
学習・進路に関する支援
学習相談や進路に関する制度が案内されています。
大学進学、専門分野、資格などに関する講座が設けられている場合がありますが、対象者、実施期間、追加費用、受講条件などを確認する必要があります。
支援制度を利用することで、特定の進路や合格が保証されるものではありません。
課外活動
部活動、同好会、イベントなどが案内されている場合があります。
活動の実施方法はオンライン、対面、地域限定などに分かれる可能性があります。参加条件や活動状況は公式情報をご確認ください。
学費・諸費用
学費は、履修単位、コース、通学日数、教材、施設利用などによって異なる可能性があります。
N高等学校と同じ学校法人が設置していても、学校、入学年度、選択コースによって費用が異なる場合があります。
S高等学校を検討する際の確認ポイント
・卒業資格を授与する学校名
・スクーリングの実施場所
・希望地域のキャンパス
・選択できる通学コース
・学費と追加費用
・利用したいプログラムの対象条件
・N高等学校との制度上の違い
S高等学校のまとめ
S高等学校は、オンライン学習や通学コースなどが案内されている通信制高校です。
N高等学校と共通する仕組みが案内される場合がありますが、入学する学校、コース、募集要項を個別に確認する必要があります。
S高等学校公式サイト
https://nnn.ed.jp/
ルネサンス高等学校

出典:ルネサンス高等学校公式サイト
公式サイト
https://www.r-ac.jp/
学校概要
ルネサンス高等学校は、通信による学習を中心として、高校卒業に必要な単位の修得を目指す通信制高校です。
所定の卒業要件を満たした場合に、高等学校の卒業資格を取得できます。
オンライン学習を取り入れた学習方法が案内されていますが、スクーリングや試験への参加が必要です。
自宅やオンラインで取り組む学習を中心としながら、スクーリングに参加する形式が案内されています。
主な学習スタイル
通学型のコースや専門分野に関連するコースが設けられている場合があります。
登校日数が少ないと案内されている場合でも、すべての生徒に同じ日数が適用されるとは限りません。履修状況、コース、入学時期などにより異なる可能性があります。
活動と学習の両立に関する相談
芸能活動、スポーツ活動、仕事などを行いながら学ぶ生徒向けの相談やコースが案内される場合があります。
ただし、活動と学習を両立できるかどうかは、本人の予定、履修計画、スクーリング日程、レポート提出状況などによって異なります。
出願前に、参加できない日程がある場合の取扱いや、学習計画の相談方法を確認してください。
進路に関する支援
進学、就職、専門分野などに関する相談制度が案内されています。
大学進学を希望する場合は、通常の高校卒業に必要な学習と、受験対策の講座が別になっている可能性があります。
次の内容を確認してください。
・受験対策の対象科目
・個別指導の有無
・追加費用
・推薦制度の条件
・総合型選抜に関する相談内容
・過去の進学実績の集計方法
学費・諸費用
学費は、履修単位、入学時期、コース、追加講座などによって異なります。
スクーリングの会場が居住地から離れている場合は、交通費や宿泊費が必要になる可能性があります。
ルネサンス高等学校を検討する際の確認ポイント
・オンライン学習の進め方
・年間のスクーリング日数
・スクーリングの場所
・通学コースや専門コースの内容
・活動と学習を両立するための相談方法
・卒業までに必要な費用
・進学講座の費用と対象者
ルネサンス高等学校のまとめ
ルネサンス高等学校は、オンライン学習を取り入れながら、高校卒業に必要な学習を進める通信制高校です。
登校方法やサポート内容はコースによって異なる可能性があるため、本人の活動予定や居住地域と照らし合わせて確認する必要があります。
ルネサンス高等学校公式サイト
https://www.r-ac.jp/
トライ式高等学院

出典:トライ式高等学院公式サイト
公式サイト
https://www.try-gakuin.com/
施設・サービス概要
トライ式高等学院は、通信制高校そのものではなく、通信制高校に在籍する生徒の学習や進路を支援する通信制高校サポート校です。
高校卒業資格を取得するためには、連携する通信制高校に在籍し、その学校が定める卒業要件を満たす必要があります。
卒業資格は、卒業要件を満たした連携先の通信制高校から授与されます。
主な学習支援
学習状況や希望進路に応じた個別の学習支援が案内されています。
マンツーマン指導を利用できる場合がありますが、対象科目、指導回数、時間、講師、費用などは契約するコースによって異なる可能性があります。
「個別指導」と記載されていても、すべての時間が一対一の授業になるとは限らないため、具体的な指導形態を確認してください。
通学・在宅・オンライン
通学、在宅、オンラインなど、複数の学習方法が案内されています。
利用できる方法は、地域、校舎、コース、本人の状況などによって異なる可能性があります。
在宅やオンラインを希望する場合は、対面で参加する必要がある行事、試験、スクーリングなども確認してください。
大学受験に関する支援
大学進学を希望する生徒向けの受験対策や進路相談が案内されています。
ただし、大学への合格や進学を保証するものではありません。
次の点を確認すると比較しやすくなります。
・受験対策を受けられる科目
・個別指導の回数
・通常費用に含まれる範囲
・追加講習の費用
・志望理由書や面接に関する支援
・推薦制度の案内方法
・連携通信制高校の卒業要件との両立
学費・諸費用
トライ式高等学院を利用する場合、連携通信制高校の学費と、サポート校の費用がそれぞれ必要になる可能性があります。
料金を確認する際は、合計額で比較してください。
・連携通信制高校の入学金
・連携通信制高校の授業料
・サポート校の入学金
・サポート校の授業料や指導料
・教材費
・施設費
・追加講習費
・スクーリングの交通費や宿泊費
トライ式高等学院を検討する際の確認ポイント
・連携する通信制高校の名称
・卒業資格の授与主体
・通信制高校とサポート校の費用総額
・マンツーマン指導の条件
・通学、在宅、オンラインの利用条件
・進路指導の範囲
・途中でコースを変更する場合の取扱い
トライ式高等学院のまとめ
トライ式高等学院は、連携する通信制高校での卒業を目指す生徒に対して、学習や進路に関する支援を提供する通信制高校サポート校です。
通信制高校と同じ区分ではないため、学校選びの際は、連携校とサポート校の役割、費用、契約内容を分けて確認してください。
トライ式高等学院公式サイト
https://www.try-gakuin.com/
通信制高校・サポート校の比較表
| 比較項目 | N高等学校 | S高等学校 | ルネサンス高等学校 | トライ式高等学院 |
|---|---|---|---|---|
| 区分 | 通信制高校 | 通信制高校 | 通信制高校 | 通信制高校サポート校 |
| 高校卒業資格 | 学校所定の卒業要件を満たした場合に取得 | 学校所定の卒業要件を満たした場合に取得 | 学校所定の卒業要件を満たした場合に取得 | 連携する通信制高校の卒業要件を満たした場合に、連携校から取得 |
| 主な学習スタイル | オンライン学習を中心に、対象コースでは通学を組み合わせることが可能 | オンライン学習を中心に、対象コースでは通学を組み合わせることが可能 | オンライン学習を中心とした通信教育 | 個別指導、通学、在宅、オンラインなどによる学習支援 |
| 通学 | 対象コースで通学の選択肢あり | 対象コースで通学の選択肢あり | 通学型コースが案内される場合あり | 校舎への通学やオンラインなどを選択できる場合あり |
| スクーリング | 学校が指定する方法・日程で参加 | 学校が指定する方法・日程で参加 | 学校が指定する方法・日程で参加 | 連携する通信制高校が指定する方法・日程で参加 |
| 学習サポート | メンターなどによる相談制度が案内されている | 担任や学習相談に関する制度が案内されている | 学習相談や進路相談に関する制度が案内されている | 選択するコースに応じた個別指導が案内されている |
| 進路サポート | 大学進学や進路選択に関する支援が案内されている | 大学進学や進路選択に関する支援が案内されている | 進学や就職に関する支援が案内されている | 大学受験や進路選択に関する支援が案内されている |
| 専門分野の学習 | プログラミング、語学、クリエイティブ分野などの学習機会が案内されている | プログラミング、語学、クリエイティブ分野などの学習機会が案内されている | コースにより専門分野を学べる場合あり | 受験対策やキャリアに関する学習支援が案内されている |
| 課外活動 | 部活動、同好会、イベントなどが案内されている | 部活動、同好会、イベントなどが案内されている | コースや学校行事に応じた活動が案内されている | イベントやキャリア教育などが案内されている |
| 学費・費用 | 履修単位数、コース、通学日数などにより異なる | 履修単位数、コース、通学日数などにより異なる | 履修単位数、コース、追加講座などにより異なる | 連携通信制高校の学費とサポート校の費用をそれぞれ確認 |
| 主な確認事項 | キャンパス、通学日数、ICT環境、スクーリング、追加費用 | 在籍する学校、キャンパス、通学日数、スクーリング、追加費用 | スクーリングの日数・場所、専門コース、追加費用 | 連携校、卒業資格の授与主体、指導回数、契約内容、費用総額 |
※本表は、各校・サービスの公式サイトで公開されている情報をもとに、学校区分、学習方法、通学、相談制度などを整理したものです。
※掲載順は順位を示すものではありません。
※学費、コース、キャンパス、スクーリング、募集地域、支援内容は変更される場合があります。最新情報は各校の公式サイト、募集要項、説明会でご確認ください。
通信制高校の選び方
学習スタイルを確認する
通信制高校の学習方法は、学校やコースによって異なります。
オンライン学習を中心とするコースであっても、レポート提出、スクーリング、試験などが必要です。
本人が自宅で学習を進める場合は、次の点を確認しましょう。
・毎週どの程度の学習時間が必要か
・レポートの締切を管理できるか
・分からない内容を質問する方法があるか
・定期的に学習状況を確認してもらえるか
・保護者への連絡や共有があるか
・パソコンや通信環境を準備できるか
自由度が高いことと、学習負担が少ないことは同じではありません。
自分で予定を管理することに不安がある場合は、定期面談や通学支援があるコースを確認してください。
スクーリングを確認する
通信制高校では、スクーリングへの参加が必要です。
「オンライン中心」という案内だけで判断せず、次の内容を確認してください。
・年間の参加日数
・実施時期
・実施場所
・連続した日程か
・欠席した場合の対応
・交通費や宿泊費
・保護者の同行が必要か
・転居した場合の取扱い
居住地から遠い場所でスクーリングが行われる場合、移動費や宿泊費が学費とは別に必要になることがあります。
学校とサポート校の区分を確認する
学校名に「高等学院」「高等部」「学習センター」などが含まれていても、学校教育法上の高等学校とは限りません。
入学前に、次の質問をしてください。
・高校卒業資格を授与する学校はどこですか
・通信制高校への同時入学が必要ですか
・支払先は何か所ありますか
・通信制高校とサポート校の費用総額はいくらですか
・退学や転校時の取扱いはどうなりますか
パンフレットや説明会では、通信制高校とサポート校の役割を分けて確認することが重要です。
学費の総額を確認する
通信制高校の費用は、学校の授業料だけでは判断できません。
通学コースや受験対策を追加すると、費用が変わることがあります。
確認する項目の例は次のとおりです。
・入学金
・授業料
・施設費
・教材費
・システム利用料
・端末購入費
・通学コース費
・個別指導費
・受験対策講座
・スクーリング交通費
・スクーリング宿泊費
・制服や行事の費用
・課外活動費
初年度だけでなく、卒業までの見込総額を確認しましょう。
就学支援金については、支給の対象、所得要件、履修単位などにより扱いが異なります。広告上の「実質負担額」だけで判断せず、本人の世帯条件に基づく金額を確認してください。
学習サポートを確認する
「サポートがある」という表現だけでは、実際の内容が分かりません。
次のように具体的に確認することが大切です。
・担当者は誰か
・面談は月に何回か
・質問できる曜日や時間
・オンライン相談か対面相談か
・レポートの未提出時に連絡があるか
・保護者と情報共有するか
・個別指導は追加料金か
・不登校経験のある生徒への相談体制
・発達特性や体調面に関する配慮
・医療的支援が必要な場合の対応範囲
必要な支援が学校の対応範囲を超える場合は、医療機関、福祉機関、自治体の相談窓口などとの連携も検討してください。
大学進学支援を確認する
通信制高校から大学進学を目指すことは可能ですが、必要な受験対策は志望校や選抜方式によって異なります。
学校の通常授業だけで受験対策が完結するとは限りません。
確認項目は次のとおりです。
・一般選抜の科目指導
・総合型選抜の書類作成支援
・面接練習
・小論文指導
・模擬試験
・推薦制度の条件
・受験対策の追加費用
・進学実績の年度
・合格者数が実人数か延べ人数か
「大学進学実績がある」という情報だけでなく、本人が希望する進路に必要な支援を受けられるか確認してください。
専門分野や資格を確認する
プログラミング、語学、デザイン、動画制作、eスポーツなどの学習機会が案内されている学校があります。
ただし、これらは高校卒業に必要な授業とは別の選択講座である場合があります。
次の点を確認してください。
・正規の単位として認定されるか
・追加費用が必要か
・受講条件があるか
・使用する機材やソフト
・授業の実施期間
・講師や指導方法
・修了時に得られる資格や証明
・途中で講座が変更または終了する場合の取扱い
学校説明会や個別相談を活用する
公式サイトやパンフレットだけでは、実際の学習方法を把握しにくい場合があります。
学校説明会や個別相談では、広告上の特徴だけでなく、具体的な運用を確認しましょう。
質問例は次のとおりです。
・1週間の学習例を見せてもらえますか
・レポートが遅れた場合はどうなりますか
・年間のスクーリング予定はいつ分かりますか
・卒業までに必要な費用総額はいくらですか
・途中でコースを変更できますか
・転入学した単位はどのように認定されますか
・学習が止まった場合は誰に相談できますか
・大学受験講座は別料金ですか
・本人が参加できない行事の代替はありますか
可能であれば、本人も説明会や見学に参加し、質問への回答内容や学習環境を確認してください。
よくある質問
Q1.N高等学校では高校卒業資格を取得できますか?
N高等学校は通信制高校です。
学校が定める在籍期間、修得単位、特別活動などの卒業要件を満たした場合に、高等学校の卒業資格を取得できます。
在籍するだけで自動的に卒業できるわけではありません。
卒業要件、レポート、スクーリング、試験などの詳細は、入学年度の募集要項をご確認ください。
Q2.N高等学校では毎日通学する必要がありますか?
選択するコースによって異なります。
オンライン学習を中心とするコースや、キャンパスへ通学するコースなどが案内されています。
通学日数、キャンパス、定員、募集状況は変更される可能性があります。
希望する通学方法を利用できるか、出願前に公式サイトや個別相談で確認してください。
Q3.通信制高校でも大学進学を目指せますか?
通信制高校から大学進学を目指すことは可能です。
ただし、志望校、入試方式、学力、学習時間などによって必要な対策は異なります。
学校が案内する進路相談や受験対策について、対象科目、指導方法、追加費用を確認してください。
支援制度の利用によって、合格や進学が保証されるものではありません。
Q4.通信制高校と全日制高校はどのように違いますか?
全日制高校は、平日の決められた時間帯に登校して授業を受ける形式が一般的です。
通信制高校は、自宅学習、オンライン学習、レポート、スクーリング、試験などを組み合わせて単位修得を目指します。
通信制高校にも通学コースがあり、学校やコースによって登校頻度は異なります。
Q5.通信制高校とサポート校の違いは何ですか?
通信制高校は、卒業要件を満たした生徒に高校卒業資格を授与する学校です。
サポート校は、通信制高校に在籍する生徒の学習や進路を支援する教育施設です。
サポート校のみへの在籍では、高校卒業資格を取得できないのが一般的です。
サポート校を利用する場合は、連携通信制高校への在籍、卒業資格の授与主体、双方の費用を確認してください。
Q6.資料請求だけでもできますか?
各校で資料請求や学校説明会が案内されている場合があります。
資料請求フォームを利用する際は、入力した個人情報の利用目的や、電話・メールによる連絡の有無も確認してください。
資料を取り寄せるだけで入学が決まるわけではありません。
複数校を比較する場合は、同じ項目で情報を整理すると判断しやすくなります。
Q7.学費が安い学校を選べばよいですか?
授業料だけで学校を選ぶと、実際の負担額と差が出る場合があります。
施設費、教材費、通学費、追加講座、サポート校費用、スクーリングの交通費や宿泊費などを含めて確認してください。
本人に必要なサポートが有料の追加コースになっていないかも確認しましょう。
Q8.オンラインだけで卒業できますか?
学校やコースによって異なりますが、通信制高校ではスクーリングや試験への参加が必要です。
「オンライン中心」と案内されている場合でも、対面で参加する日程が設けられていることがあります。
年間日数、場所、欠席時の対応を募集要項で確認してください。
Q9.転入学や編入学はできますか?
転入学や編入学を受け付けている学校があります。
ただし、入学時期、受入学年、前籍校で修得した単位の認定、卒業予定時期などは個別に異なります。
現在の学校を退学する前に、転入学と編入学の違いや手続きの順序を確認してください。
Q10.N高等学校とS高等学校は同じ学校ですか?
同じ学校法人が設置する通信制高校ですが、N高等学校とS高等学校は別の学校です。
出願先、在籍校、卒業資格、スクーリングなどは、入学する学校の募集要項に基づきます。
学校名やコース名だけで判断せず、出願書類に記載される学校名を確認してください。
まとめ
通信制高校を選ぶ際は、オンライン授業の有無だけでなく、卒業資格の授与主体、スクーリング、学費総額、学習相談、進路支援などを確認する必要があります。
N高等学校では、インターネットを利用した学習や、対象コースでの通学など、複数の学習方法が案内されています。
ただし、利用できるキャンパス、通学日数、支援制度、費用などは、コースや募集年度によって異なる可能性があります。
S高等学校は、N高等学校と同じ学校法人が設置する別の通信制高校です。共通する仕組みが案内されている場合でも、出願先や卒業資格に関する情報は学校ごとに確認してください。
ルネサンス高等学校では、オンライン学習を取り入れた通信教育や、コースに応じた学習方法が案内されています。スクーリングの日程や場所、追加コースの費用などを確認することが大切です。
トライ式高等学院は通信制高校サポート校であり、高校卒業資格を授与する通信制高校とは区分が異なります。利用を検討する場合は、連携通信制高校とサポート校の役割、契約、費用を分けて確認してください。
学校を選ぶ際は、広告上の「おすすめ」「充実」「自由」といった言葉だけで判断せず、次の内容を具体的に確認しましょう。
・卒業資格を授与する学校
・卒業要件
・スクーリングの日数と場所
・学習の進め方
・相談できる相手と頻度
・通学コースの利用条件
・卒業までの費用総額
・希望進路に必要な支援
・本人が継続しやすい環境
資料請求や学校説明会を利用する際は、複数校に同じ質問をして比較する方法があります。
最終的には、本人の希望、現在の学習状況、体調、生活リズム、通学可能な地域、家庭の費用負担などを踏まえて検討してください。
ルネサンス高等学校公式サイト
https://www.r-ac.jp/
トライ式高等学院公式サイト
https://www.try-gakuin.com/
免責事項
本記事は、通信制高校および関連する教育サービスの一般的な情報を整理したものであり、特定の学校への入学、卒業、進学、就職などを保証するものではありません。
学費、コース、募集条件、キャンパス、スクーリング、支援制度などは変更される場合があります。
出願、契約、入金の前に、必ず各校の公式サイト、最新の募集要項、重要事項説明、利用規約などをご確認ください。
